盆栽の桜は、盆栽の中でも春の季節をより感じさせてくれる盆栽として人気です。
盆栽の桜の種類によって特徴は様々です。
盆栽の桜の特徴や魅力について教えて欲しい。
こんな方に向けた内容となっています。
本記事の内容
- 盆栽の桜の種類「山桜」と「里桜」の特徴
- 盆栽の桜の特徴と魅力
- 盆栽の桜の開花期間について
目次
盆栽の桜の種類「山桜」と「里桜」について
盆栽の桜は、大きく2つの種類に分類することができるので、その2種類にあたる「山桜」と「里桜」について説明をさせていただきます。
盆栽の桜の種類その1:山桜
盆栽の桜の種類1つ目は、山桜(ヤマザクラ)です。
山桜は野生の桜として山地で多くみられ、春の桜のシーズンになるよくテレビ映像で放送されている吉野山(奈良県)や嵐山(京都府)など各所に山桜の名所があります。山桜の開花時期は、3月から4月頃です。
代表的な山桜としては、染井吉野(ソメイヨシノ)、大山桜(オオヤマザクラ)や霞桜(カスミザクラ)、大島桜(オオシマザクラ)などがあります。
盆栽の桜としても、山桜の染井吉野を好まれる方や野生の力強さを楽しみたいという方に人気があります。
盆栽の桜の種類その2:里桜
盆栽の桜の種類2つ目は、里桜(サトザクラ)です。
里桜は、山桜を元にして園芸や栽培向けに作られた種類であり、学校、公園、歩道、庭などの普段の生活でよく見かける桜です。里桜の開花時期は3月下旬頃で遅咲きの種類では5月の初旬ごろまで花が咲く姿を見ることができます。
代表的な里桜としては、枝垂れ桜(シダレザクラ)、八重桜(ヤエザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)などがあります。
盆栽の桜として販売されているものは、この里桜であることが多いです。
盆栽の桜の特徴と魅力
盆栽の桜は、盆栽の種類の中で花もの盆栽に分類され、その名の通り花を楽しむ為の盆栽となります。盆栽の桜の特徴と魅力について、2つご紹介します。
盆栽の桜の特徴と魅力その1「自分だけの桜のお花見」を楽しめる
毎年桜の開花シーズンになると、多くの桜が全国各地の名所でお花見場所として賑わいます。
そんな中でも、お花見以外でも桜をゆっくりとじっくりと楽しみたい!という方もいらっしゃると思います。まさにそんな方に盆栽の桜は適しており、盆栽の桜を部屋に飾って「自分だけの桜のお花見」を楽しむことができます。
また盆栽の桜は様々な種類があるので、例えば「枝垂れ桜」のお花見をお部屋で楽しむことも可能になります。
盆栽の桜の特徴と魅力その2「開花時期」を身近に楽しめる
桜で皆さん気になることの1つに「開花時期」があると思います。
今年の開花時期は早いのか?遅いのか?いつが満開になるのか?と楽しみに桜のお花見の予定を立てている方も多くいらっしゃいます。
盆栽の桜では、桜の「開花時期」を身近に楽しむことができる魅力があります。
盆栽の桜は身近に置くことができるので、桜の花が蕾の状態から徐々に花が咲くまでを楽しむことができるのです。また、雨などで桜の花が散ってしまうなどの天候にも左右されないので、満開の桜を見ることができるのも嬉しいですね
盆栽の桜の開花期間について
盆栽の桜で「自分だけの桜のお花見」を楽しむことができるのはわかったけど、どれぐらいの期間お花見を楽しめるの?という疑問があると思います。
盆栽の桜は、一般的に開花してから「10日間」前後の間、花が咲いている状態を楽しむことができます。
盆栽の桜では、桜の蕾がつき、桜の花びらが徐々に開花し始めて開花迎え、花びらが散っていくまでの過程も楽しむことができるので開花期間以外でも十分に桜を楽しむことができます。
盆栽の桜の種類・特徴と魅力・開花期間のまとめ
今回の記事では
- 盆栽の桜の種類「山桜」と「里桜」について
- 盆栽の桜の特徴と魅力
- 盆栽の桜の開花期間について
を紹介をさせていただきました。
盆栽の桜ならではの「自分だけの桜のお花見」は10日程度の短い期間ですが、盆栽の桜は開花期間以外でも年中楽しめる盆栽です。