盆栽のじょうろの選び方はご存知でしょうか?
じょうろで盆栽の水やりの良い例と悪い例を教えて欲しい。
こんな方に向けた内容となっています。
本記事の内容
- 盆栽の「じょうろ」の選び方の4つのポイント
- じょうろで盆栽に水やりの良い例、悪い例
目次
盆栽のじょうろの選び方の4つのポイント
盆栽のじょうろは、盆栽に水やりを行う為に必要不可欠な道具です。
盆栽のじょうろ選び方ポイント4つのポイントを説明します。
盆栽のじょうろの選び方ポイント1 :ハス口のついたじょうろを選ぶ
盆栽のじょうろを選ぶ際には、ハス口のついているものを選びましょう。
じょうろにハス口がついていることで、ハス口の多数の細かい穴から水が出ることにより水流が柔らかくなります。
逆にハス口がついていないじょうろで盆栽に水をやる場合は、水流が強く偏った箇所に対して水圧がかかるので土が鉢から流れ出てしまったり、全体に水が十分に行き渡らない可能性があります。
盆栽のじょうろにはハス口が必須です。
盆栽のじょうろの選び方ポイント2:ハス口の穴が細かいじょうろを選ぶ
盆栽のじょうろの選び方ポイント1でハス口の必要性を説明しましたが、ハス口がついているじょうろの中でも特にハス口の穴が細かいじょうろを選ぶと良いでしょう。
ハス口の穴が細かいものを選ぶ理由としては、水流が柔らかくなることと水が多くの穴に分散して出ることによって水を均等に与えやすくなるメリットがあります。
盆栽のじょうろの選び方ポイント3:大きすぎず小さすぎないサイズのじょうろを選ぶ
盆栽のじょうろを選ぶ際にハス口に追加して「大きすぎず小さすぎないサイズ」を選ぶことが重要です。
ずっと同じサイズの盆栽を育てる場合は、必要な水の量がおおよそ決まるので盆栽にあったじょうろの大きさを選べば良いですが、ミニ盆栽を育てる場合にはじょうろが大きすぎて追加で購入することが必要になる場合があります。
また、盆栽の水やりは継続して行う必要があるので取り回しのし易い大きすぎず、小さすぎずのベストなサイズを持っていると様々な大きさの盆栽に対応ができるでしょう。
取り扱いの目安として、水をたっぷりとじょうろに入れた時に片手で扱えないじょうろは避ける方が良いでしょう。
盆栽のじょうろの選び方ポイント4:好きなデザインのじょうろを選ぶ
盆栽のじょうろを使用した水やりは継続して行う必要があるので、じょうろは、盆栽の道具の中で最も多く使う道具になるでしょう。
多く使う道具であり、なおかつ長期間使う「じょうろ」は、予算が許すのであれば自分の好きなデザインのものを選んでいることをおすすめします。
自分の好きなじょうろを使うことで盆栽を育てるモチベーションにもつながります。
盆栽のじょうろでの水やりの良い例と悪い例
盆栽のじょうろの選び方に続いて、盆栽のじょうろでの水やりの良い例と悪い例を紹介します。せっかく良いじょうろを選んでも水やりの方法が悪ければ、盆栽に正しく水を与えることができないです。
○じょうろでの水やりの良い例
ハス口のついているじょうろを盆栽を軸の中心として右回転、左回転させて、鉢底から水が流れ出るまで株元に優しく水を回しかける。
×じょうろでの水やりの悪い例
ハス口を取り外して、勢いよくたっぷりの水を盆栽に対して与える。
悪い例では少し大げさに書いてあるところはありますが、毎日の盆栽の水やりで急いでいる時もあると思います。そんな時でも時短でハス口を外して水をあげてしまうということがないように注意してください。
良い例を参考に「全体に」「満遍なく」「優しく」「たっぷりと」盆栽にじょうろで水やりをしてあげてください。
尚、盆栽の水やりについてはこちらの記事を参考にしてください。
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盆栽のじょうろの選び方!水やりの良い例と悪い例も合わせて紹介のまとめ
今回の記事では
- 盆栽のじょうろの選び方4つのポイント
- 盆栽のじょうろでの水やりの良い例と悪い例
を紹介させていただきました。
「ハス口」の有無によって盆栽にとって水やりの質が大きく変わってしまいます。
また、盆栽の水やりの良い例も参考にしながら実際に水やりを実践してみてください。