盆栽の鉢の選び方を紹介！オークションでの購入する時のチェックポイントは？

2023年8月20日

盆栽の鉢の選び方はご存知でしょうか？
また、盆栽の鉢をオークションで購入する時のチェックポイントはご存知ですか？

気になる柴

盆栽の鉢の選び方が知りたい。

盆栽の鉢をオークションで購入する時のチェックポイントについて教えて欲しい。

こんな方に向けた内容となっています。

本記事の内容

盆栽の鉢のサイズ表記について
盆栽の鉢の選び方の3つのポイント
盆栽の鉢をオークションで購入する時の3つのポイント

BON

この記事を読むと、盆栽の鉢に関する「サイズ表記」「選び方のポイント」、「オークションで購入する前のチェックポイント」がわかります。

1 盆栽の鉢の選び方の基礎知識〜サイズ表記について〜
2 盆栽の鉢の選び方のポイント
3 盆栽の鉢をオークションでの購入する時のチェクポイントは？
- 3.1 盆栽の鉢をオークションで購入する時にチェックすること
4 盆栽の鉢の選び方を紹介！オークションでの購入する時のチェックポイントは？のまとめ

盆栽の鉢の選び方の基礎知識〜サイズ表記について〜

盆栽の鉢の選び方とサイズ表記

盆栽の鉢の選び方を知るために、まずは「盆栽鉢のサイズ表記」を説明し、その後に「盆栽の鉢の選び方のポイント」を説明します。

盆栽鉢のサイズ表記について

盆栽鉢の選び方を知るためには、基本となる盆栽鉢のサイズ表記について覚えておきましょう。
盆栽の鉢のサイズ表記で覚えておくべき単位は、寸（すん）、尺（しゃく）であり、それぞれの単位の意味を説明すると以下の様になります。

盆栽鉢の関連で覚えておくべき単位「寸」と「尺」

寸（すん）：1寸 = 約3センチメートルです。
尺（しゃく）：1尺 = 約30センチメートルです。

ここで「寸」も「尺」も3の倍数であることに気が付いた方は勘が鋭いですね。
「尺」は「寸」を10倍した大きさなので、10寸と1尺は同じ大きさを表します。

次に鉢のサイズを表す号（ごう）について説明します。「号」は「寸」と同じなので

盆栽鉢の関連で覚えておくべき単位「号」

号（ごう）：1号＝1寸＝約3センチメートルです。
※寸と尺の関係性からもわかる様に10号=1尺となります。

号（ごう）の意味がわかると盆栽の鉢で5号鉢は約15センチメートル、10号鉢は約30センチメートルということがわかりますが、いったいどこの大きさなのかがわかりませんね。
盆栽の鉢の号は、盆栽鉢の最も広い部分（一番上であることが多い）の「外側から外側までの直径の長さ」を示しています。つまり5号鉢とは、「直径約15センチメートルの鉢」という大きさを表しています。

少しややこしいと感じるかもしれませんが、一度覚えてしまうと盆栽の鉢以外にも応用ができるので便利です。

盆栽の鉢の選び方のポイント

盆栽の鉢の選び方ポイント

盆栽の鉢の選び方の事前準備「サイズ表記」を覚えたあとは、盆栽の鉢の選び方のポイントについて説明します。

盆栽の鉢の選び方のポイントその1：盆栽の樹の大きさを考えて選ぶ

盆栽の鉢は盆栽全体のバランスを考える上で非常に重要な役割を果たします。
盆栽の樹の大きさで「枝の幅」、「樹の高さ」を基準に下記のサイズ感から盆栽の鉢を選んでいきましょう。

盆栽の鉢の幅：盆栽の「枝の幅」と同じかひとまわり小さく、「樹の高さ」よりもひとまわり小さいサイズ

この基準でサイズを選んでも盆栽の形状によって見え方が美しくないと感じる場合は、必ずしも紹介した基準に合わせる必要はありません。

盆栽の鉢の選び方のポイントその2：デザイン性（材質も含む）を考えて選ぶ

盆栽は育てて楽しみ、見て楽しむものです。鉢の材質も含んだデザイン性によっては、盆栽の魅力を何倍にもよく見せることができますし、逆に悪く見える場合もあります。

鉢のデザイン、形、材質、好みも勿論ありますが、どの鉢が最も盆栽の魅力を引き出せるのかを考えながら鉢を選ぶことをお勧めします。

盆栽の鉢の選び方のポイントその3：機能性を考えて選ぶ

盆栽の鉢の選び方で忘れがちなポイントとして、「機能性」があります。機能性とは盆栽の発育にとって不可欠な「水はけ」や「保温」を指しています。
水はけの悪い鉢を選ぶと根腐れを起こしてしまったり、盆栽が正常に育たずに枯れてしまう原因にもなりますので、盆栽の鉢を選ぶ際には「機能性」も考えておく必要があります。